忘備録

2020-10-06に https://anond.hatelabo.jp/20201006215439 「やはり非モテ女は存在しない」が投稿される。

他者から存在承認受けられない女性はいないから異性と交際できない男性の方がより不幸さで優るし、その事を女性は理解できていないという内容。

2020-10-07にそれを受けて https://anond.hatelabo.jp/20201007220651 「俺は非モテ男だけど、それほど悪くない人生だと思うよ」が投稿される。

それに対してfrothmouth氏がはてなブックマークhttps://b.hatena.ne.jp/entry/4692468873802640226/comment/frothmouth を付け、

 

「これが『正しい』非モテ男性だ!お前も正しくなれ」みたいな押し付けがましさと視野狭窄があったから、小野ほりでいは批判されているんだろうな

 

とのコメントを投稿。*1

そのfrothmouth氏のはてブコメントに対し、私dimitrygorodokがはてなブックマーク https://b.hatena.ne.jp/entry/s/b.hatena.ne.jp/entry/4692468873802640226/comment/frothmouth を付けコメント

 

視野狭窄に陥ってるのはドッチだろうね?インセル的な人達は自分の実情にそぐわない願望を、そうと認められず自他共に傷付けてる。人間は手段ではなく目的なのに。

 

を投稿。

それを受けてfrothmouth氏より同エントリー内にコメント

 

う~む、「正しい非モテ」と「インセル的な人達」の2者しかいないわけではないことは理解できているよね?そこから説明しなければならないとしたら対話は諦めた方が良いかな

 

 

 

が投稿され、更にそのページに対しはてブ https://b.hatena.ne.jp/entry?url=https%3A%2F%2Fb.hatena.ne.jp%2Fentry%2F4692538155427178114%2Fcomment%2Fdimitrygorodok が付けられコメント

 

 どっちということは2者を想定しているわけですよね、A君とB君としますか、A君が「インセル的な人」とした場合、B君はどんな人だと設定しているんですか?/インセル的な人と設定すること自体が妄執だと思いますけどね

 

が投稿される。

frothmouth氏は小野ほりでい氏を押し付けがましいと評するが、小野氏を叩く側はトロフィーワイフ的なパートナーを得る事を諦めたくないし、得られないのは自分の意に沿わぬ女性が悪いの一点張り。


しかしそれは女性の主体性を認めず、一方的に男性にかしずくという関係の持ち方な訳で、いつどこでもそれが可能という訳でもない。
実際、江戸時代の日本では庶民層は女性から離縁を切り出される事が多かったという。当時は女性も主体的に関係をどうしていくか決めていたという事だ。
そんな時代なら、今のインセルの様な物言いは鼻であしらわれるのではないか?

我が国では一時期は明治帝政の影響で男性優位の社会が続いたが、それが互いにとって幸せだったか一概には言えないだろう。自分の両親も父が強引な物言いをして母が強く反発する、というやり取りが日常的に繰り返されてきて双方だけでなく子の私も大いに疲弊していた。

そういった話は別に私の両親に限った話でもなく、例えば橋田寿賀子脚本のTVドラマでも度々描かれ、長年に渡って放送されてきたことを鑑みるに、仮に成婚率が100%を達成したからと言ってそれで万事丸く収まる訳ではなく、新たな騒乱の時代の幕開けとなるだけではないだろうか?

*1:ここで小野ほりでい氏が批判されたのは恐らく https://note.com/onoholiday/n/n9ac24b2ef32e非モテは不幸だという呪い」や、 https://note.com/onoholiday/n/n5d8fd4f8bdd5 「性がゲーム化することとその弊害について」でインセルと呼ばれる男性たちの怒りが見当外れの方向に向けられてると言った事と深く関係してるものと思われる。