JSFさんからご質問、ご批判を頂きました

過ぐる12月17日に私はDr-Setonさんの日記のコメント欄(http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20081216/1229439139#c)に投稿したのですが、その件でJSFさんからご質問とご批判を頂いてしまいました。
わざわざエントリー(どうしてこのような思い込みが出来るのかhttp://obiekt.seesaa.net/article/111521150.html)を上げて頂いての事にこちらとしても恐縮するやらで、お返事のために私も説明のエントリーをご用意したいと思います。
以下、関係各所からの引用を交えつつ進めたいと思います。

id:dimitrygorodok氏が言う軍事ブロガーとは私の事だと思いますが(なにしろ他に取り上げている方が居ない)、dimitrygorodok氏が何を言っているのかサッパリ分かりません。
http://obiekt.seesaa.net/article/111521150.html

これはJSFさんの仰る通りで、私は彼を念頭に置いて言っていました。

話を整理するとこうですか? まず、furukatsu氏がRMA論文とは別の話で批判されている。この批判を知っているなら、RMA論文のみを取り上げる事なんて出来ない筈だ。某軍事ブロガー(JSF)がこのタイミングでfurukatsuを持ち上げるような事をするのは、なんだかなぁ(furukatsu氏を援護する目的?)、という事でしょうか。
http://obiekt.seesaa.net/article/111521150.html

これも仰る通りです。11月上旬からの田母神論文騒動に関するJSFさんのエントリー群において、件の論文が肝心な所で歴史学上の通説に反してると言う点を重視した批判をされてたのと、過去いくつもの記事においてやはり事実に基づかない言説を鋭く批判されていた事からも「誤った言説に厳しい方」との印象を私は持っておりました。
そんな時にfurukatsu氏の発言をお読みしてしまった訳です。

彼の立場であの発言はたしかに問題ですよ、それは認めます。
そして、彼の発言の内容も私は問題だと思います。

でも、かといって、デマをまきちらす権利がないわけじゃないでしょう。
彼の職務の適格性を問われるかどうかは、言論の自由、デマを飛ばす自由とは関係ない問題です。
http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20081111/1226411427#c1227105967

確かこの時点で田母神元空幕長はコンテストに論文を送っただけでなく、統幕学校長時代に問題の有る教育をさせていた事も明らかになってた筈。私の発言(この欄のデミトリーがそう)はそれを踏まえていた訳です。
既に放言レベルではなくなっていた田母神問題において、事を「デマを言う権利」と矮小化するような仰りように驚いてかなり興奮していってるのがお分かり頂けるかと思います。
そして最初に取り上げたコメント欄に行き着くんですが、この様な流れの中で今思うとお恥ずかしい限りですが、かなり鶏冠に来た状態になってたんですよ・・・(赤面)
そんな時に週刊オブイェクトを読みに行って、運悪く卒論のエントリーを読んでしまって、ふと「JSFさんがシートン俗物記のコメント欄の様子をご存知だったらどうなっただろう」とヨコシマな妄想を抱いてしまったんですよね。この時の文面から意味を読み取りづらいのは感情の虜になってるのが書いてるから当然でして、完全に「悪い見本or反面教師」になっちゃってますね。しかもこの寸前にはてなのIDを取得してネーム欄が変わっちゃってるので流れを追い難い事この上ないし。ですから、

「論文は論文単体で評価する」事と「論文を評価する事は無関係な議論への援護射撃である、と思い込むのは間違い」という点には変わりがありませんけれども。
http://obiekt.seesaa.net/article/111521150.html

とのご意見にはもう異を唱えるつもりは御座いません。何とも傍迷惑な話で申し訳ない限りです。本当に御免なさい。
もしまだ問題点など御座いましたら当記事のコメント欄にでもコメント頂ければ、と思います。